ether2klyのブログ

旅行記が主になると思います。

4万円で日本からトルコへ

どもども。えーてるです。ブログは不定期にきままに上げていきたいのだが、おでかけばかりしていて振り返る時間が全然ないのよねぇ、、、

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系統を変えて、旅行記ではなく旅行中に利用したものの感想などを書いていこうかなと。その方がアクセス数増えそうじゃん?

 

きっかけ

知人の海外鉄に誘われて(Twitterで冗談半分に募集していたのに私が乗っかっただけだが)トルコ行きを決定。しかしほぼヨーロッパなトルコ。ヨーロッパと言ったら航空券は片道10万円以上は軽くしそうなイメージ。毎週国内で郵便局巡りをしている大学生にそんな大金は無い。

海外航空券調べ御用達のskyscannerで確認。結果関空発、北京経由のイスタンブール行きだが、Gotogateで往復79,216円だった。片道約4万円!安いではないか!10万行かなかったのはデカい。ちなみに6/16に購入、乗る日は8/28。帰りの日もテキトーに安い日を狙った。私の海外旅行はまず航空券を買うところから始まる。どこをどう回るかなどは二の次だ。なんやかんや飛ぶ1週間前になって焦って調べ始め、結局決まり切らずに現地で行き先を決めるほどの怠惰っぷり。

 

関空より出国

東日本人にとって関空は使いにくいが、安いとなれば話は別だ。大阪まで行くのがややダルいが、知人の家に泊まらせて貰ったので宿代はゼロだ。

 


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朝イチで移転改称するらしいメルパルク大阪郵便局へ行き、そこから関空へ。山手線とは違い、大阪環状線は半周だけ回ると、そこから奈良やら和歌山やらどっかに行ってしまうのだ。寝過ごしたら大変。

 

無難に出発の2時間ほど前に到着。関空からのフライトは国内外含めて初だ。24時間空いてるのをいいことに、空港内で夜を明かしたことは2、3回あるのだが笑

チェックインカウンターに並ぶこと30分、ようやく搭乗券を入手。北京で7時間暇なので、トランジットビザ発給で一時出国を狙いたいが果たして。


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中国南方航空

CZ8030 1500関空(KIX)→1725北京大興(PKX)


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ぱっと見2時間半のフライトだが、日本と中国は1時間時差があるため、3時間半のフライトとなる。

乗り継ぎのため、既に搭乗券が2枚渡された。日本のハンコ文化は要らない!!でもこういうハンコは欲しいし今後とも残して欲しい!!というダブルスタンダードの元、出国印を押してもらい、保安検査場を抜け、モノレールみたいな何かを用いてゲートまで移動。

 


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どうやらこれはモノレールではなく、水平移動するエレベーターという扱いになるらしい。ご丁寧に駅名まである。本館駅と先端駅。

初めて利用する中国南方航空という会社、一番安かったから勝手にLCCだと思っていたが、どうやらそうではなかったらしい。

座席後部に液晶画面がついている。USBポートもあって充電も出来てありがたい。これはLCCではあるまい。音楽やアニメ、映画なども観れるようだったが、中国の作品なので知っているものがあるわけもなく。


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布丁がプリンなのは、先日偶然見たオモコロチャンネルの動画で覚えていたので、ここ進研ゼミでやったところだ!と少し感動した。私は決してオモコロの回し者ではない。

 

早めの夜飯だかなんだかわからんが、3時間ぽっちのフライトでも機内食がやって来た。格安航空会社ばかり使っていたので、最安値で移動しているのにリッチになった気分だ。


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fishとporkで後者を選択。普通に美味かった。

 

北京大興国際空港(PKX)

17時半ごろ、PKXに到着。トランジットビザを出すためになる早で動きたいところだが、、、

 

出、出た~~!!中国あるあるの健康チェック。これを出さないと通過できないダルい仕様。滞在先やら電話番号やら根掘り葉掘り聞いてくる。


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月頭にスマホを壊し、新しいのにしたせいで、AlipayやWeChatのアプリをインストールしておらず、加えて低速だったため健康チェックで途方に暮れる羽目に...と思っていたら、機械でもできるようで。ポチポチ操作するとQRの印字されたペラ紙が出てきた。これで通過できた。

 

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続いてトランジットビザを狙うため、右隅の方にあったカウンターへ。そこで一時出国を認めてもらうための紙を書く。

同じような外国人も居たようで、5分くらいで出してもらってた。私もそれに乗っかるように紙を出し、待とうとしたら...

 

 

「オマエ、滞在時間短スギ。ノー。」

 

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ちーん。7時間ではダメでした。まあ本命じゃないから、まあ仕方ないか~って感じだが、流石中国って感じもする。めんどくさいぜこの国は。

半日くらいあれば出たのかな?中国はトランジットビザで出るのが1番コスパがいいので、次回はもう少し滞在時間に余裕を持とうと思う。

渋々残りの6時間余りを制限エリアで滞在することとなった私。transferのレーンに戻り、手荷物検査を抜け制限エリアへ。手荷物検査死ぬほど引っかかってだるかった。モバイルバッテリーがダメなのか、わざわざどっか行って確認してた。結局大丈夫だったけど。余計な時間取らせるな。

 

 

 

制限エリア

渋々制限エリアへ。


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!!免税店はやっているものの、飯を買ったり食べたりする系の店が軒並み閉店していた...あり得ない話し‼︎

北京大興国際空港(PKX)は北京首都国際空港(PEK)がパンクしていたため、2019年に出来た新しい空港。

しかしながら2020年からコロナ禍になり、国際線は軒並み休止。ここ最近、国際線は再開してきたものの、今まで休んでいた分、多くの店が閉まっていたのだと思われる。こう考えると、PKXは不憫な空港である。

 

(これは8月末の写真。ちなみに帰りのIST→PKX→KIXで9月中旬に寄った際には、マクドナルド、ケンタッキー、スタバ、ファミマなども営業していた。9月から営業再開とかだったのだろうか?)

 


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出国できなかったが、中国っぽい標語とモニュメント的なものを窓越しに観測できた。ビザ必須な国という時点で面倒だが、次回何かしらトランジット等あれば、リベンジしたいところだ。

 

 


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制限エリア内を探索して、辛うじて営業していた味千拉麺で飯。おそらくやっていたのはここだけだった。一命を取り留めた。

中国の飲食店は、テーブル隅っこにQRコードがあり、それを読み取りスマホからメニューを閲覧、注文するスタイルが主流。しかしここは空港で、AlipayやWechatPayなどを設定していない旅行者も多いと思われる。一応紙媒体のメニューも存在し、カード決済も出来た。安堵。

 

いざ、トルコへ


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充電できるゾーンに居座り、テキトーに時間を潰し、日付が回る頃に漸く搭乗。

PKX0030→IST0600

トルコと中国は時差が5時間あるため、トルコ時刻だとこのフライトは1930→0600となる。つまり10時間半のクソ長フライトだ。私は高校生の頃カナダのバンクーバーに行ったことがあるが、それよりも長いフライトだったりして。日本から10000kmほども離れた土地に行くのは人生初だった。こんなクソ長フライトを運行する航空会社が流石にLCCではないか笑

 


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席は通路側であったが、トイレが近いのか、隣にいた中国人のオバハンに「席変わってくんね?」と言われたので席を入れ替え。

そして枕と毛布の支給。暇すぎて大半寝るだろうし、ありがたかった。

 


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機内食は離陸から2時間後、着陸の2時間前に2度支給された。時差のせいで最早何飯扱いかさっぱりわからなくなっていたが、ウマかったのでヨシ!

左が魚、右は朝飯だったからかソーセージとスクランブルエッグ的な感じだった。

 

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到着間際、日も上がりかけで良い感じに街の様子が伺えた。赤くライトアップされた橋が目立つが、これはイスタンブールの北側にある、ボスポラス海峡を横断する、ヤウズ・スルタン・セリム橋なる橋だった。

 

イスタンブール国際空港(IST)


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ISTに到着!初のトルコ、そしてヨーロッパは目と鼻の先で興奮した。

Magical journeys start here

いいこと言ってくれるじゃない。

 

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しかしながら、宜しくないスタートを切った。

日本で交換できていなかったトルコリラを交換するために、予定していた額全て交換してしまった。絶対レート悪かったのに...旅行初心者すぎた。空港はレートが悪いため、最低限だけ交換するのが良い。鉄道に乗って市街に行けるレベルの最低限の金のみ調達すれば良かった。それかキャッシングとか。市街でいいとこを探すのが理想であった。

 


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イミグレは何も聞かれずにスタンプをガチャンと押された。昔の貯金の日付印が押された時の音みたいな。アメリカとかと違って何も聞かないのね。

 


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クソデカ空港なので、階層も偶数階しかない。エスカレーターも多く設置しておらず、エレベーターの方が多い。世界のさまざまな都市の行き先が書かれており、ハブ空港だなぁという感じ。

ここも意外と新しく、2018年開港。元々イスタンブール・アタテュルク空港(ISL)が主流だったようだが、今や機能をISTに移転、旅客便はもう運営されていない様子。

この後の市街までの行き方とかを述べても良いのだが、4000文字越えちゃったし、タイトルにそぐわないので、一旦これにておしまい。

 

良い感じに日付を狙えば、片道4万円でも行けるという記事でした。おわり

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